グルテンフリーとは、元々はグルテンにアレルギー反応がある人の制限食です。
グルテンは腸に取り込まれると異物として腸に滞ることになります。
結果として腸の粘膜に炎症を起こすことで腹部膨満感などをもたらすといわれるグルテンを食事法です。
そしてグルテンとは、小麦粉に多く含まれる粘り気のあるたんぱく質のことです。
グルテンを排除することで健康上さまざまなメリットがあることで、日本人の方でも実践している方が増えています。
グルテンは特にパンやパスタに多く含まれており、調味料やカレー、シチューのルーなどにも含まれているので、成分表示をしっかりと確認する必要があります。
- グルテン中毒性から解放され、脂肪や糖の過剰摂取が抑えられる。
- 血糖値の上昇がゆるやかになるため、脂肪をため込むリスクが軽減できる。
- 腸内環境が改善されることで肌の糖化を防ぎ、水分量アップやくすみを防ぐことができる。
- 便秘や下痢、腸内環境の改善、それによる肌荒れやニキビなどの肌トラブルの改善。
- 小麦アレルギーやセリアック病、グルテン過敏症(不耐症)などの発症を抑えることができる。
- 代謝が高まって消費カロリーが増える効果が期待できるため、減量効果が得やすいと考えられている。
- だるさや日中の眠気、頭痛、肩凝りなど、病院に行くほどではない不調を感じている方は、そういった症状が軽くなることが多い 。
メリットが多い分、デメリットも少しあります。グルテンフリー生活にこだわりすぎると、栄養バランスが崩れがちになります。